QスイッチNd:YAGレーザーは、機器の設定を変更することにより、下記のお悩みに対応します。
① 部分的なシミ取り
② レーザートーニング
施術一覧
QスイッチNd:YAGレーザーは、機器の設定を変更することにより、下記のお悩みに対応します。
① 部分的なシミ取り
② レーザートーニング
①部分的なシミ取り
・老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(そばかす)
・扁平母斑(茶あざ)
・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
・炎症後色素沈着(時間が経ったもの)
②レーザートーニング
・肝斑
・くすみ
・炎症後色素沈着
・毛穴の開き
QスイッチNd:YAGレーザーは、表皮・真皮の黒色や茶色を選択的に破壊します。当院では低出力から高出力、また1064nmと532nmという2つの波長のレーザーが出る装置を使っていますので、浅いシミ(老人性色素斑)から深いシミ(ADMなど)まで治療ができます。シミ、そばかすの原因となる、メラニン色素の集積部分をレーザーで一瞬のうちに、ピンポイントで治療します。
当院では、厚生労働省による医療機器承認を取得したQスイッチNd:YAGレーザー(マイキュー:デュアル)を使用しています。
機器の設定により、
①部分的なシミ取り治療 ②レーザートーニング治療ができます。
レーザートーニングは、肝斑、くすみ、色素沈着などの色素斑の改善を目的とした治療です。
QスイッチNd:YAGレーザーを低出力で照射して、強い刺激を与えることなく蓄積したメラニンを少しずつ減らしていく治療です。
肝斑は、シミの一種で、30代~40代の女性に多く見られ、境界が不明瞭なぼやっとした茶褐色のシミで、頬、額、口周りに多く、ほぼ左右対称に見られます。原因はまだ明らかになってはいませんが、ホルモンバランスの乱れ、紫外線、摩擦による刺激が影響していると考えられています。
QスイッチNd:YAGレーザーは、短いパルス幅で照射可能なため、シミの色素のもとになっているメラニンのみを選択的に破壊し、周囲の正常な皮膚組織への熱ダメージを最小限に抑えることができます。
ターゲットになるシミ(表皮内もしくは真皮内のメラニン)に対してQスイッチNd:YAGレーザーを照射すると、メラニンが破壊されて色素が薄くなっていきます。
レーザートーニングでは、低出力でQスイッチNd:YAGレーザーを照射することにより、レーザーに反応したメラニンが破壊され、回数を重ねる毎にメラニンの量が少なくなり、肝斑やくすみが目立たなくなっていきます。
QスイッチNd:YAGレーザー治療は、やり方次第でお肌の反応が全く変わってきます。当院では、カウンセリングから全施術まで、院長がマンツーマンで担当致します。
その日のお肌のコンディションや治療部位の症状に合わせて細かく機器の設定を行い、丁寧に照射します。必要に応じて、他の治療との併用療法をご提案させていただきます。
肌診断器を用いて、シミの治療経過を詳細に診察します。レーザートーニングによる副作用(白斑)を早い段階で診断し、悪化を未然に防ぎます。
【リスク・副作用】
個人差がありますが、一時的に、赤み、ヒリヒリ感、色素沈着、稀に色素脱出(白斑)を起こす可能性もあります。
洗顔をしていただいた後、院長がお肌の状態を診て、QスイッチNd:YAGレーザーが適切であるかを判断します。ご不安な点を解消し、十分にご納得していただいてから、治療を受けていただきます。
QスイッチNd:YAGレーザーは特にジェルを必要としないので、治療部位にそのままレーザーを照射します。
*レーザー照射中は、目を保護する専用のゴーグルをかけていただきます。
*照射時は、輪ゴムで弾かれるような刺激を伴います。通常は、表面麻酔は不要ですが、痛みにご不安のある方は、施術部位に麻酔クリームを塗ります。
レーザートーニング治療後は、治療直後よりメイクは可能です。
QスイッチNd:YAGレーザーによる部分的なシミ取り治療部位は、原則医療用の保護テープを貼らせていただきます。仕事上テープ保護が難しい方は、塗り薬で対応することも可能です。
*洗顔から保湿まで、基礎化粧品は当院でご用意しております。
治療内容・回数:ライムライト2回、アキュチップ2回、QスイッチNd:YAGレーザー1回、レーザートーニング11回、ジェネシス5回
治療費:ライムライト1回 38,500円、アキュチップ1回10照射 11,000円、QスイッチNd:YAGレーザー1照射 2,200円、レーザートーニング 22,000~33,000円(範囲による)、ジェネシス 33,000円
術後写真の経過月:治療後3か月、6ヶ月、1年
頬を中心にシミ(老人性色素斑、ADM)が目立っており、肝斑も混在しています。
ライムライト、アキュチップ2回で表面的なシミが目立たなくなり、その後レーザートーニング3回、ADMに対してQスイッチNd:YAGレーザーを1回施行しました。
頬を中心にシミ(老人性色素斑、ADM)が目立っており、肝斑も混在しています。
治療後3か月~6か月の間にレーザートーニングを6回施行しました。
頬を中心にシミ(老人性色素斑、ADM)が目立っており、肝斑も混在しています。
治療後6か月~1年の間にレーザートーニングを2回、ジェネシスを月1回のペースで5回施行しました。
また、治療期間中は、トラネキサム酸とビタミンC(αリポ酸添加)の内服を継続していただきました。
治療開始してから1年で、画像解析上も全体的にシミは目立たなくなり、見た目はほとんどわからないくらいまでに薄くなりました。
特にADMは深いシミなので、ライムライトのようなIPL光治療では改善せず、QスイッチNd:YAGレーザー治療が複数回必要になります。時間をかけてゆっくり改善したのがお分かりいただけると思います。お肌の透明感もアップして、肌質もさらによくなっています。
治療内容・回数:QスイッチNd:YAGレーザー1回、炭酸ガスレーザー イボ除去1回
治療費:QスイッチNd:YAGレーザー1照射 2,200円 イボ1個 3,300円~7,700円 *診察時にイボの種類・大きさ・個数に応じて、お見積りいたします。
術後写真の経過月:治療後4か月
左頬にイボ(脂漏性角化症)を伴うシミ(老人性色素斑)があります。
イボは炭酸ガスレーザーで除去し、シミはQスイッチNd:YAGレーザー照射にて、ほぼ目立たなくなりました。治療期間中は、ハイドロキノンとトレチノインの外用を継続していただきました。写真上の赤みは、トレチノインによる副反応で一時的です。
治療内容・回数:レーザートーニング7回、アキュチップ2回
治療費:レーザートーニング 22,000~33,000円(範囲による)、アキュチップ10照射11,000円
術後写真の経過月:治療後1年、1年3か月
両頬にシミ(老人性色素斑、肝斑)が目立っています。
ハイドロキノン+トレチノイン外用療法およびトラネキサム酸の内服から治療をスタートし、その後レーザートーニングを月1回ペースで、7回施行しました。
ダウンタイムが少ない治療で、目立っていたシミが薄くなりました。
両頬にシミ(老人性色素斑、肝斑)が目立っています。
治療開始後1年~3か月の間に、残っているシミ(老人性色素斑)に対してアキュチップを2回照射しました。
治療経過中、肝斑の悪化もなく、シミが改善しました。
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QスイッチNd:YAGレーザー(シミ取り) | 1照射(10照射未満) | 2,200円 |
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1照射(10照射以上) | 1,100円 |
レーザートーニング | 顔 | 22,000円〜33,000円 |
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・照射範囲により、診察時にお見積りいたします。
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